明日10月10日。使徒パウロのガラテヤの教会への手紙4章
「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです」
今日は、この言葉を選びました。「自由」というテーマについて、考えてみました。旧約聖書は、必ずしも素晴らしい人の系譜によって成り立っていません。神さまの前で罪を犯した女性、弱く貧しい人たちの系図です。その最後は、マリア様に繋がっています。
本当に神さまのなさることは不思議です。わたしたちはその神さまのなさり方に深い神秘と憐み、み旨を感じるのです。パウロは言います。
「わたしたちは、女奴隷の子ではなく、自由な身の女から生まれた子である。神さまの「選び」は、本当に自由です。わたしたちは、その自由のなかで、神さまのみ旨のうちに歩むのです。人間が決めた律法、法律、ましてや神さまに依らない決まりのなかにではなく、神さまの自由の中に生きているのです。少し抽象的な話になって
しまいましたが、すべては、神さまのみ旨のうちに人間の思いを超えたキリストのみ旨に帰りましょう。わたしの小さな考えは、神さまのまえでは、とるに足りないものです。毎日の生活のすべてを神に委ねること。私もこのおすそわけを発信しながら、明日を神さまのみ旨のうちに過ごしたいと思います。主の平和!