12月24日、ルカ福音書1章。
『幼子よ、お前はいと高き方の預言者と呼ばれる。
主に先立って行き、この道を整え、
主の民に罪の赦しによる救いを知らせるからである』
今日は、この言葉を考えてみました。
ザカリアは、生まれる子の洗礼者ヨハネについて
預言しています。
キリスト救いの道を準備するという大切な役目です。
ヨハネは、キリストを全面に立て、自らは、
消え入る者として生涯を捧げました。
わたしたちにも、このヨハネと同じ使命があるのです。
キリストに倣って生きること、それは、言い換えれば、
キリストの救いと愛の喜びをすべての人に
告げ知らせることです。すべての人を神さまに導くのです。私には出来ないと思うかも知れません。
でも、その心で生きることです。幼子イエスさまが良い見本です。
今日は、ノベナの最終日。
「主イエスよ、あなたは私の平和」ジャック・ベニーニュ・ボスエの祈りを送ります。
主イエス、あなたは天と地を和解させ、わたしたちの歩みを平和の道に沿ってみちびくために
お出でになりました。
平和よ、あなたは私の不安な心の最も深いあこがれ。
イエスよ、あなたこそ私の平和、あなたは私を、神との、自分自身との、
そしてすべての人との平和に導きいれてくださいます。
イエスよ、罪のゆるしが得られるという、生き生きとした信仰を通して、
私の良心に安らぎを与えて下さい。
あなたの聖なる、永遠のみむねに対する絶対的な服従を、私の中に注ぎ入れる恵み、
その恵みの中に注ぎ入れる恵み、その恵みに対する甘美な信頼を、私にお与え下さい。
みむねの中にだけ、私たちの平和があるからです。
主イエスよ、平和はあなたご自身のことです。
あなたの中にあり、あなたから生じる平和で、私の心を満たしてください。
今日の夜はイエスさまの誕生です。
みなさんに、心からの祈りを送ります。