11月25日、ルカ福音書21章。
『天地は滅びるが、わたしの言葉は滅びない。』
今日は、このイエスの言葉を選びました。
この箇所の前に、
「あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、
神の国が近づいていると悟りなさい。」とあります。
私たちが毎日の生活の中で、いつも、神の国のことを
忘れないようにしましょう。一生懸命生きていると、
ついつい神さまのこと、神の国のこと、永遠の命の
ことが、心から忘れてしまいます。
苦しみの中にある時には、自分の苦しみに落ち込み、
神さまの声を見失って、希望を感じないほどの
心の闇に入ってしまいます。
また、喜びの時は、その事に夢中で、その喜びが
神さまによって恵まれた事を感じなくなってしまったりしてしまいます。
わたしも、神さまの事を自分の中心において生きることの難しさを感じています。
今度の日曜日から、いよいよ待降節に入ります。
救い主である幼子イエス様に出会う時が近づいてきました。
幼子イエスが、この世に下り、ベツレヘムの貧しい馬小屋にお生まになりました。
私たちの心は、いつでも、この救い主イエス様をお迎える準備が出来ているでしょうか。
今日の拝領唱に、
『わたしの父に祝福された人たちよ、世の初めから、あなたがたのために備えられた国を継ぎなさい。』
という言葉を頂くために、いつも神さまを中心にして、生きることが出来ますように。